【2026年版】MINI COOPERのボディカラー全10色|人気色・ルーフの組み合わせを現役営業が解説

MINI

MINI COOPERを選ぶとき、グレードや装備と同じくらい迷うのがボディカラーです。

  • 白・黒・グレーなら後悔しにくい?
  • ブリティッシュ・レーシング・グリーンは実車でどう見える?
  • C SELECTとCでは選べる色が違う?
  • 白ルーフやマルチトーン・ルーフはどのTRIMで選べる?
  • 売却時まで考えると定番色を選ぶべき?

現行MINIはボディカラーだけでなく、ルーフとミラー・キャップの組み合わせによって印象が大きく変わります。

一方で、好きな色を自由に組み合わせられるわけではありません。モデル、TRIM、生産時期によって、選べるボディカラーとルーフが異なります。

私は現役でMINIの販売に携わっていますが、最初に結論をお伝えすると、色選びは次の順番で考えると後悔しにくくなります。

まず欲しい装備からTRIMを決める
次に屋外でボディカラーを確認する
最後にルーフ、ミラー、ホイールを含めた全体の組み合わせで判断する

この記事では、2026年7月以降生産のMINI COOPER 3DOOR/5DOORを中心に、全10色の特徴、選択できるTRIM、ルーフの組み合わせ、汚れや傷の見え方、売却まで考えた選び方を現役営業の目線で解説します。

※価格・装備・選択条件は2026年8月10日時点です。金額はメーカー希望小売価格(税込)です。生産時期、モデル、TRIM、在庫状況によって仕様が異なるため、購入時は対象車両の最新価格表と見積書をご確認ください。

  1. この記事で分かること
  2. 結論|迷ったら「好きな色」と「管理しやすさ」の両方で選ぶ
  3. 現行MINI COOPERのボディカラーは全10色
  4. C SELECT/Essentialで選べるのは4色
  5. Classic/Favouredなら全10色から選びやすい
  6. 全10色の特徴とおすすめの人
    1. 1.ブリティッシュ・レーシング・グリーンIV
    2. 2.ミッドナイト・ブラックII
    3. 3.ナノク・ホワイト
    4. 4.メルティング・シルバーIII
    5. 5.インディゴ・サンセット・ブルー
    6. 6.アイシー・サンシャイン・ブルー
    7. 7.オーシャン・ウェーブ・グリーン
    8. 8.レジェンド・グレー
    9. 9.サニーサイド・イエロー
    10. 10.チリ・レッドII
  7. ルーフとミラー・キャップの違い
    1. 同色ルーフが向いている人
    2. ホワイト・ルーフが向いている人
    3. ブラック・ルーフが向いている人
    4. マルチトーン・ルーフ・ブルーが向いている人
  8. おすすめのボディカラー×ルーフ組み合わせ7選
  9. 汚れ・傷が目立ちにくい色は?
    1. 屋外駐車で確認したいこと
  10. リセールを考えるなら白・黒を選ぶべき?
  11. 色選びで後悔しやすい5つのパターン
    1. 1.スマートフォンの画面だけで決める
    2. 2.ショールーム内だけで見る
    3. 3.ボディカラーだけで決める
    4. 4.色のために必要なTRIM価格を見落とす
    5. 5.売却だけを考えて好きではない色を選ぶ
  12. 注文車と在庫車では色の選び方が違う
    1. 注文車
    2. 在庫車
  13. ボディカラーを決める7ステップ
  14. 見積もり前のチェックリスト
  15. よくある質問
    1. MINI COOPERで追加料金がかからない色は?
    2. C SELECTでは何色を選べる?
    3. ブリティッシュ・レーシング・グリーンはC SELECTで選べる?
    4. 白いボディに白いルーフは選べる?
    5. 黒いボディに黒いルーフは選べる?
    6. マルチトーン・ルーフはいくら?
    7. 人気色はどれ?
    8. リセールが高い色は?
    9. コーティングは必要?
  16. まとめ|MINIの色はTRIMとルーフまで含めて決めよう
  17. 参考資料

この記事で分かること

  • 現行MINI COOPERのボディカラー全10色
  • C SELECT/Essentialで選べる4色
  • Classic/Favoured/JCW TRIMの色の違い
  • 同色・白・黒・マルチトーンルーフの設定条件
  • 汚れや小傷が目立ちにくい色
  • 売却まで考えた色選びの注意点
  • 迷ったときにおすすめしやすい組み合わせ

結論|迷ったら「好きな色」と「管理しやすさ」の両方で選ぶ

現行MINI COOPER 3DOOR/5DOORには、合計10色のボディカラーが設定されています。

色選びで重視すること候補にしやすいカラー
MINIらしさブリティッシュ・レーシング・グリーンIV、チリ・レッドII
定番感と選びやすさナノク・ホワイト、ミッドナイト・ブラックII
汚れの目立ちにくさメルティング・シルバーIII
個性サニーサイド・イエロー、アイシー・サンシャイン・ブルー、オーシャン・ウェーブ・グリーン
落ち着いた個性インディゴ・サンセット・ブルー、レジェンド・グレー

色に正解はありませんが、日常で洗車の頻度を抑えたい方が濃色を選ぶと、水滴跡や細かな傷が気になる場合があります。

反対に、売却時の無難さだけを優先して本当は好きではない色を選ぶと、毎日見るたびに物足りなく感じる可能性があります。

MINIはデザインを楽しむ車です。数年後の査定も大切ですが、まずは自分が乗る期間の満足度を優先しましょう。

営業現場では白、黒、グリーン、グレー系は候補に挙がりやすい印象があります。ただし、MINI Japanは色別の販売台数や査定額を公表していません。本記事では根拠のない「人気色ランキング」は作らず、色ごとの特徴と選び方を比較します。

現行MINI COOPERのボディカラーは全10色

2026年7月以降生産のMINI COOPER 3DOOR/5DOORに掲載されているボディカラーは次の10色です。

ボディカラー価格印象
ブリティッシュ・レーシング・グリーンIV9万2,000円MINIらしい深いグリーン
ミッドナイト・ブラックII9万2,000円精悍で引き締まった印象
ナノク・ホワイト9万2,000円明るく清潔感のある定番色
メルティング・シルバーIII0円上品で汚れが目立ちにくい
インディゴ・サンセット・ブルー9万2,000円深みのある落ち着いたブルー
アイシー・サンシャイン・ブルー9万2,000円明るく爽やかなブルー
オーシャン・ウェーブ・グリーン9万2,000円軽やかで個性的なグリーン
レジェンド・グレー9万2,000円現代的で落ち着いたグレー
サニーサイド・イエロー9万2,000円明るく遊び心のあるイエロー
チリ・レッドII9万2,000円MINIを象徴するスポーティな赤

メルティング・シルバーIIIは追加料金0円で、それ以外の9色は9万2,000円です。

ただし、すべてのモデルとTRIMで10色を選べるわけではありません。

C SELECT/Essentialで選べるのは4色

2026年7月以降生産の3DOOR/5DOORでは、C SELECTのEssential TRIMと、CのEssential TRIMで選べるボディカラーは次の4色です。

ボディカラーC SELECT EssentialC Essential価格
ミッドナイト・ブラックII9万2,000円
ナノク・ホワイト9万2,000円
メルティング・シルバーIII0円
チリ・レッドII9万2,000円

ブリティッシュ・レーシング・グリーンIV、ブルー系、グレー、イエローなどを選びたい場合は、CでClassic TRIM以上を選ぶ必要があります。

ここは見積もりで見落としやすいポイントです。

例えば、C SELECTの価格を見て検討を始めても、ブリティッシュ・レーシング・グリーンIVが希望ならC SELECTのままでは選べません。

Cへ上げ、さらにClassic TRIM以上を選ぶ必要があるため、色のために実際の完成価格が大きく変わる可能性があります。

Classic/Favouredなら全10色から選びやすい

3DOOR/5DOORのCとSでは、Classic TRIMとFavoured TRIMなら基本的に全10色が設定されています。

色の選択肢を広げたい方は、まずClassic TRIM以上を候補にすると分かりやすいでしょう。

ただし、TRIMを上げると色だけでなく、シート、ステアリング、ホイール、運転支援なども変わります。

「この色を選ぶためだけにTRIMを上げる」と考えるのではなく、追加される装備を含めた完成仕様で判断してください。

全10色の特徴とおすすめの人

ここからは、それぞれのボディカラーがどのように見えやすいか、どのような方へ提案しやすいかを解説します。

色の見え方は、屋内照明、晴天、曇天、夕方で変わります。画面上の画像だけで最終判断せず、可能であれば屋外の実車を確認してください。

1.ブリティッシュ・レーシング・グリーンIV

MINIらしさを重視する方に、最初に候補として挙げやすい色です。

深みのあるグリーンで、日陰では落ち着いて見え、日光が当たると色味が分かりやすくなります。

おすすめの組み合わせは次のとおりです。

  • 白ルーフ:クラシックでMINIらしい
  • 黒ルーフ:落ち着きとスポーティさを両立
  • 同色ルーフ:大人っぽくシンプル

グリーンは個性的ですが、MINIではブランドイメージとの相性がよく、派手すぎると感じにくい色です。

一方、C SELECT/Essentialでは選べません。グリーンが第一希望なら、最初からClassic以上の見積もりを作りましょう。

営業マン
営業マン

ちなみに、私が現場で一番販売しているカラーはブリティッシュ・レーシング・グリーンです。

組み合わせは白ルーフが若干多いかな。

ブリティッシュ・レーシング・グリーンⅣの車両

2.ミッドナイト・ブラックII

車体を引き締め、ホイールやライトのデザインを強く見せやすい色です。

JCW TRIMなどのスポーティな仕様とも相性があります。

ただし、黒は次のものが見えやすい傾向があります。

  • 砂ぼこり
  • 花粉
  • 雨の乾いた跡
  • 洗車傷や細かな線傷

きれいな状態では非常に締まって見えますが、美観を保つには洗車や拭き上げを丁寧に行う必要があります。

また、ミッドナイト・ブラックIIにはブラック・ルーフ&ミラー・キャップを組み合わせられません。見た目が実質的に同色になるためです。

営業マン
営業マン

私のMINIはミッドナイト・ブラックⅡですが、とにかくかっこいい印象です。

ただ、唯一の欠点は汚れがとにかく目立つので、こまめに洗車が必要ですね。

ミッドナイト・ブラックⅡの車両

3.ナノク・ホワイト

明るく清潔感があり、MINIの丸いライトやボディ形状を分かりやすく見せる色です。

黒ルーフと組み合わせればコントラストが強くなり、同色ルーフならシンプルで現代的な印象になります。

白は黒より細かな洗車傷が目立ちにくい一方、次の汚れは気になる場合があります。

  • 雨だれ
  • 泥はね
  • ドアハンドル周辺の黒ずみ
  • 鉄粉や水あか

なお、ナノク・ホワイトとホワイト・ルーフ&ミラー・キャップは組み合わせられません。

ナノク・ホワイトの車両

4.メルティング・シルバーIII

全10色の中で唯一、追加料金0円のカラーです。

明るいシルバー系は、ほこり、水滴跡、細かな傷が比較的目立ちにくく、日常管理のしやすさを重視する方に向いています。

「追加費用を抑えたいが、単なる営業車のような銀色にはしたくない」という方にも提案しやすい、少し温かみのある上品なカラーです。

白や黒ほど強いコントラストはありませんが、ルーフやホイール次第で落ち着いたMINIに仕上げられます。

メルティング・シルバーの車両

5.インディゴ・サンセット・ブルー

明るい青ではなく、深みと落ち着きのあるブルーです。

日陰では黒に近い引き締まった印象になり、光が当たるとブルーの色味が分かりやすくなります。

黒ルーフならスポーティ、白ルーフならクラシック、同色ルーフなら大人っぽい印象です。

濃色のため、ほこりや水滴跡は明るいシルバーやグレーより見えやすい場合があります。

インディゴ・サンセット・ブルーの車両

6.アイシー・サンシャイン・ブルー

明るく爽やかな色で、現行MINIのクリーンなデザインと相性がよいカラーです。

「白やシルバーでは少し普通だが、黄色や赤ほど強い色は迷う」という方に向いています。

特にマルチトーン・ルーフ・ブルーとの組み合わせは、現行MINIらしい個性を出しやすい仕様です。

ただし、マルチトーン・ルーフはFavoured TRIMでの有料オプションです。ボディカラー代だけで完成価格を考えないようにしましょう。

アイシー・サンシャイン・ブルーの車両

7.オーシャン・ウェーブ・グリーン

ブリティッシュ・レーシング・グリーンIVより明るく、軽やかな印象のグリーンです。

MINIらしい個性を出しながら、深い緑より柔らかい雰囲気にしたい方へ向いています。

白ルーフと組み合わせるとポップに、黒ルーフでは全体が引き締まります。

5DOORのC/SのJCW TRIMでは設定がないため、スポーティなJCW仕様と組み合わせたい方は注意してください。

オーシャン・ウェーブ・グリーンの車両

8.レジェンド・グレー

落ち着いた雰囲気と現代的な印象を両立しやすいカラーです。

シルバーより濃く、黒よりも汚れや細かな傷が目立ちにくいため、見た目と管理のしやすさを両立したい方に向いています。

黒ルーフや黒いホイールと組み合わせると、かなり引き締まった仕様になります。

レジェンド・グレーの車両

9.サニーサイド・イエロー

見るだけで明るい気分になりやすい、MINIらしい遊び心のあるカラーです。

駐車場で見つけやすく、周囲の白・黒・グレー系の車と差を出しやすいのも特徴です。

白ルーフなら軽快でポップ、黒ルーフならコントラストが強くスポーティに見えます。

一方で、強い個性があるため、カタログ画像だけで決めず、できれば面積の大きい実車で確認したい色です。

サニー・サイド・イエローの車両

10.チリ・レッドII

MINIを象徴するスポーティなカラーの一つです。

白ルーフなら伝統的でポップ、黒ルーフなら精悍、同色ルーフならすっきりと見えます。

赤は「派手すぎるかも」と心配されることがありますが、MINIのコンパクトなボディではデザインと調和しやすい色です。

3DOORのMINI JOHN COOPER WORKSではチリ・レッド・ルーフ&ミラー・キャップが標準ですが、ボディカラーがチリ・レッドIIの場合は同じ赤ルーフとの組み合わせができません。

チリ・レッドⅡ

ルーフとミラー・キャップの違い

現行MINI COOPERでは、主に次のルーフ仕様があります。

ルーフ仕様価格主な設定
ボディー・カラー・ルーフ&ブラック・ミラー・キャップ0円Essentialは標準、Classic以上では選択肢
ホワイト・ルーフ&ミラー・キャップ0円Classic/Favoured中心
ブラック・ルーフ&ミラー・キャップ0円Classic以上の標準または選択肢
マルチトーン・ルーフ・ブルー&ブラック・ミラー・キャップ10万8,000円C/SのFavoured TRIM
チリ・レッド・ルーフ&ミラー・キャップ0円3DOOR MINI JOHN COOPER WORKS

ルーフは単なる色違いではなく、TRIMの標準装備にも含まれています。

例えば、Essential TRIMはボディー・カラー・ルーフが標準です。Classic、Favoured、JCW TRIMではブラック・ルーフが基本となり、仕様によって同色や白などへ変更できます。

同色ルーフが向いている人

  • すっきりした現代的な見た目が好き
  • ルーフを強調しすぎたくない
  • ボディを少し大きく、まとまりよく見せたい
  • 洗車時に色の境目を気にしたくない

同色ルーフでもミラー・キャップはブラックです。ボディもミラーも完全に同色になる仕様ではありません。

ホワイト・ルーフが向いている人

  • クラシックなMINIらしさを重視する
  • グリーン、赤、ブルーとの明るいコントラストが好き
  • ポップで親しみやすい印象にしたい

ナノク・ホワイトのボディにはホワイト・ルーフを組み合わせられません。

また、JCW TRIMではホワイト・ルーフを選べない組み合わせがあります。

ブラック・ルーフが向いている人

  • 車体を低く、引き締まって見せたい
  • 黒いホイールやJCWデザインと合わせたい
  • 白、赤、黄色などとの強いコントラストが好き

ミッドナイト・ブラックIIのボディにはブラック・ルーフを組み合わせられません。

マルチトーン・ルーフ・ブルーが向いている人

マルチトーン・ルーフ・ブルーは、複数のブルーが滑らかに変化するMINIらしい個性的なルーフです。

2026年7月以降生産の3DOOR/5DOORでは、CとSのFavoured TRIMに10万8,000円で設定されます。

次の方に向いています。

  • 一目で自分のMINIと分かる仕様にしたい
  • 屋根まで含めてデザインを楽しみたい
  • Favoured TRIMの内装や装備も気に入っている
  • 売却時の無難さより、所有中の満足度を優先したい

注意したいのは、ルーフだけを10万8,000円で追加できるわけではないことです。

EssentialやClassicでは選べないため、Favoured TRIMまで含めた総額で考える必要があります。

おすすめのボディカラー×ルーフ組み合わせ7選

色の組み合わせに迷ったときは、次の方向性から選ぶと整理しやすくなります。

方向性ボディカラールーフ印象
王道のMINIブリティッシュ・レーシング・グリーンIVホワイトクラシックで親しみやすい
大人っぽいMINIブリティッシュ・レーシング・グリーンIVブラック落ち着きとスポーティさ
シンプルナノク・ホワイトブラック明快なコントラスト
スポーティチリ・レッドIIブラック引き締まって力強い
管理しやすさ重視メルティング・シルバーIIIブラック汚れが目立ちにくく上品
現代的レジェンド・グレーブラッククールで落ち着いた印象
個性重視アイシー・サンシャイン・ブルーマルチトーン・ブルー現行MINIらしいデザイン

上記は絶対的なランキングではありません。

実車ではホイールの色とサイズ、窓枠、TRIMの外装パーツによっても印象が変わります。同じボディカラーでも、EssentialとJCW TRIMでは別の車に見えることがあります。

汚れ・傷が目立ちにくい色は?

洗車頻度や保管環境も、色選びでは重要です。

一般に、汚れや細かな傷が比較的目立ちにくい候補は次の色です。

  • メルティング・シルバーIII
  • 明るいブルーやグリーン系

反対に、次の色は美しい状態での満足度が高い一方、汚れや拭き傷が見えやすい傾向があります。

  • ミッドナイト・ブラックII
  • インディゴ・サンセット・ブルー
  • ブリティッシュ・レーシング・グリーンIV

ただし、見え方は駐車環境や手入れの方法で変わります。

屋外駐車で確認したいこと

  • 花粉や黄砂が多い地域か
  • 樹液や鳥のふんが付きやすい場所か
  • 洗車できる頻度
  • 雨の後に拭き上げるか
  • ボディカバーを使うか

濃色を選ぶなら、洗車機を使うか手洗いするか、コーティングを施工するかまで考えておくと、納車後のギャップを減らせます。

リセールを考えるなら白・黒を選ぶべき?

査定では、白や黒のような定番色が幅広い買い手に受け入れられやすい傾向があります。

一方、MINIではグリーンや赤など、ブランドらしい色を探している中古車ユーザーもいます。

そのため、「白か黒なら必ず高く売れる」「黄色は必ず安くなる」とは言い切れません。

実際の査定額は、色だけでなく次の条件で変わります。

  • モデル、グレード、TRIM
  • 初度登録と走行距離
  • 修復歴と外装状態
  • メーカーオプション
  • ホイールやタイヤの状態
  • 車検残
  • 査定時期と中古車相場
  • 買取店が持つ販売先

さらに、新車時に9万2,000円を追加した有料カラーが、売却時に同額上乗せされるわけではありません。

色は査定の一要素ですが、購入時の追加額を回収するための装備とは考えないほうがよいでしょう。

今乗っている車の価値を確認するなら、ディーラー下取りだけでなく複数の査定方法を比べることが大切です。

色選びで後悔しやすい5つのパターン

1.スマートフォンの画面だけで決める

画面の明るさ、撮影時の天候、画像加工によって色は変わって見えます。

特にグリーン、ブルー、グレー系は、日陰と日なたで印象が大きく変わります。

展示車がなくても、販売店の在庫検索や近隣店舗の車両を確認してもらい、できるだけ実車を見ましょう。

2.ショールーム内だけで見る

屋内照明ではきれいに見えても、屋外では明るさや色味が変わります。

可能であれば、店舗スタッフへ確認したうえで屋外に出した状態も見せてもらうのがおすすめです。

3.ボディカラーだけで決める

MINIはルーフ、ミラー、ホイール、TRIMの外装パーツで全体の印象が決まります。

同じチリ・レッドIIでも、白ルーフと黒ルーフでは雰囲気が大きく異なります。

見積もりシミュレーションでは、必ず横、斜め前、斜め後ろ、上からの見え方を確認しましょう。

4.色のために必要なTRIM価格を見落とす

C SELECT/Essentialでは4色に限られます。

ブリティッシュ・レーシング・グリーンIVやサニーサイド・イエローを選ぶためにClassic以上へ上げる場合、色代だけでなくTRIM差額も発生します。

マルチトーン・ルーフもFavoured TRIMが前提です。

見積書では、車両本体、TRIM、パッケージ、ボディカラー、ルーフを分けて確認してください。

5.売却だけを考えて好きではない色を選ぶ

MINIは毎日目に入り、乗るたびにデザインを楽しめる車です。

数年後の相場だけを優先し、本当は欲しかった色を諦めると、所有中の満足度が下がる可能性があります。

定番色と好きな色で迷ったら、次の3点で決めるとよいでしょう。

  1. 何年乗る予定か
  2. 洗車や手入れをどこまでできるか
  3. 駐車場で自分の車を見たとき、どちらが嬉しいか

注文車と在庫車では色の選び方が違う

注文車

注文車は、生産枠や選択条件の範囲内で希望仕様を組みやすいのがメリットです。

ボディカラー、ルーフ、TRIM、ホイール、内装までこだわりたい方に向いています。

ただし、生産時期の切り替えによって価格や設定が変わる可能性があります。注文書へ署名する前に、次の内容を確認しましょう。

  • 対象となる生産仕様
  • ボディカラーの正式名称とコード
  • ルーフとミラー・キャップ
  • TRIMとパッケージ
  • ホイール
  • メーカーオプション
  • 予定納期

在庫車

在庫車は、すでに完成している仕様から選びます。

希望色と完全には一致しなくても、納期や購入条件にメリットが出る場合があります。

在庫車を比較するときは、色だけでなく次の点も確認してください。

  • 生産時期
  • 現行価格表と同じ仕様か
  • パーキング・アシスタント・プラスの有無
  • Mパッケージの有無
  • サンルーフの有無
  • ホイールとタイヤ
  • 値引き後の支払総額

ボディカラーを決める7ステップ

商談では、次の順番で決めると選択肢を整理しやすくなります。

  1. 3DOORか5DOORか決める
  2. C SELECT、C、S、JCWからモデルを決める
  3. 必要な装備からTRIMを決める
  4. 選択可能なボディカラーを確認する
  5. ルーフとミラーの組み合わせを決める
  6. ホイールを含めた完成イメージを見る
  7. 屋外の実車で最終確認する

見積もり前のチェックリスト

希望仕様が決まったら、次の項目を営業担当者へ確認してください。

  • 3DOOR/5DOORのどちらか
  • C SELECT/C/S/JCWのどれか
  • TRIMの正式名称
  • ボディカラーの正式名称と価格
  • ルーフとミラー・キャップの正式名称
  • 希望色とルーフを組み合わせられるか
  • ホイールのデザインと色
  • 内装色とシート
  • パッケージとメーカーオプション
  • 生産時期
  • 注文車か在庫車か
  • 支払総額と納期

特に、在庫車は「車名と色が同じだから同じ仕様」とは限りません。

生産時期やオプションコードまで確認しましょう。

よくある質問

MINI COOPERで追加料金がかからない色は?

2026年7月以降生産の3DOOR/5DOORでは、メルティング・シルバーIIIが0円です。それ以外の9色は9万2,000円です。

C SELECTでは何色を選べる?

ミッドナイト・ブラックII、ナノク・ホワイト、メルティング・シルバーIII、チリ・レッドIIの4色です。

ブリティッシュ・レーシング・グリーンはC SELECTで選べる?

選べません。CでClassic TRIM以上を選ぶ必要があります。

白いボディに白いルーフは選べる?

ナノク・ホワイトとホワイト・ルーフ&ミラー・キャップは組み合わせられません。同色に近い見た目を希望する場合は、ボディー・カラー・ルーフを確認してください。

黒いボディに黒いルーフは選べる?

ミッドナイト・ブラックIIとブラック・ルーフ&ミラー・キャップは組み合わせられません。ボディー・カラー・ルーフを選ぶことで、全体を黒くまとめた見た目に近づけられます。

マルチトーン・ルーフはいくら?

2026年7月以降生産の3DOOR/5DOORでは10万8,000円です。C/SのFavoured TRIMに設定されます。

人気色はどれ?

MINI Japanは、現行モデルの色別販売台数を公表していません。営業現場では白、黒、グリーン、グレー系が候補に挙がりやすい印象がありますが、店舗や時期によって異なります。数字のないランキングより、実車の見え方、手入れ、ルーフとの組み合わせで判断するのがおすすめです。

リセールが高い色は?

一般には白や黒などの定番色が幅広い買い手に受け入れられやすい傾向があります。ただし、MINIはグリーンや赤などのブランドらしい色にも需要があります。査定額は色だけでなく、モデル、走行距離、状態、装備、相場で変わるため、色だけで将来価格を断定することはできません。

コーティングは必要?

必須ではありません。屋外駐車、洗車頻度、濃色かどうか、手入れにかけられる時間で判断しましょう。施工する場合も「傷が一切付かなくなる」「洗車が不要になる」わけではないため、内容とメンテナンス条件を確認してください。

まとめ|MINIの色はTRIMとルーフまで含めて決めよう

現行MINI COOPERのボディカラー選びをまとめると、次のとおりです。

  • 3DOOR/5DOORのボディカラーは全10色
  • メルティング・シルバーIIIは0円、ほか9色は9万2,000円
  • C SELECT/C Essentialで選べるのは4色
  • Classic/Favouredでは全10色から選びやすい
  • JCW TRIMは3DOORと5DOORで一部カラーの設定が異なる
  • 白ルーフはナノク・ホワイトと組み合わせ不可
  • 黒ルーフはミッドナイト・ブラックIIと組み合わせ不可
  • マルチトーン・ルーフはFavouredに10万8,000円で設定
  • 売却時だけでなく、所有中の満足度と手入れのしやすさも大切

現役営業の立場でおすすめしたいのは、最初から色だけを決めるのではなく、欲しい装備とTRIMを先に整理する方法です。

そのうえで、ボディカラー、ルーフ、ミラー、ホイールを一つの完成車として見比べましょう。

迷ったら、第一希望と第二希望の2仕様で見積もりを作り、屋外の実車を見てから決めると後悔を減らせます。

参考資料


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