MINIの新車見積もりを見ていると、車両本体価格やオプションとは別に「MINI CARE GOLD」「MINI CARE PLATINUM」「MINI CARE BLACK」という項目が入っていることがあります。
数十万円するため、次のように迷う方も多いのではないでしょうか。
- MINI CAREは何が含まれているの?
- 新車には最初から保証が付いているのに、追加する必要はある?
- GOLD・PLATINUM・BLACKは何が違う?
- 5年以内に乗り換える場合も加入したほうがいい?
- MINI CAREを外して、その分を値引きしてもらうほうがお得?
MINI CAREは、単なる「点検パック」ではありません。
新車保証、メインテナンス、ロードサービス、消耗部品の交換、各種補償を組み合わせたプランです。ただし、選ぶプランによって対象期間とサービス範囲が異なり、すべての故障・消耗品・事故が無条件で無料になるわけではありません。
私は現役でMINIの販売に携わっていますが、MINI CAREは全員に最上位プランをおすすめするものではないと考えています。
大切なのは、購入時の金額だけではなく「何年乗る予定か」「年間何km走るか」「突発的な整備費用をどこまで避けたいか」で選ぶことです。
この記事では、2026年7月改訂版のMINI公式資料をもとに、MINI CAREの標準プランとGOLD・PLATINUM・BLACKの違い、価格、向いている人、注意点を分かりやすく解説します。
※本記事は2026年8月11日時点の情報です。MINI CAREの価格・対象モデル・サービス内容は変更される場合があります。契約前に、購入する車両の正式な見積書と最新の約款をご確認ください。
- この記事で分かること
- 結論|5年乗るならGOLD以上を比較、3年以内の乗り換えなら標準プランも候補
- MINI CAREとは?
- 新車には3年間のMINI CAREが標準付帯
- GOLD・PLATINUM・BLACKの違いを一覧で比較
- MINI CAREの価格|ガソリン系とEVの公式価格例
- MINI CARE GOLDの特徴
- MINI CARE PLATINUMの特徴
- MINI CARE BLACKの特徴
- MINI CAREに含まれる主なメインテナンス
- 延長保証で修理対象になる主な箇所
- MINIロードサービスも5年間へ延長される
- 付帯補償の内容
- MINI CAREが必要な人・不要な可能性がある人
- 走行距離6万km・8万km・10万kmの選び方
- MINI CAREを外すと値引きは増える?
- 現役営業がすすめるMINI CAREの選び方5ステップ
- 見積書で確認したい12項目
- 新車と認定中古車では保証の考え方が違う
- 3年で売る予定なら、現在の車の売却額も分けて考える
- よくある質問
- まとめ|MINI CAREは「何年乗るか」と「どこまで費用を固定したいか」で選ぶ
- 参考資料
この記事で分かること
- MINI CAREの基本的な仕組み
- 標準プランと有料3プランの違い
- GOLD・PLATINUM・BLACKの価格
- 5年間の保証・点検・ロードサービスの範囲
- ガソリン車とEVで価格が違う理由を考える際の注意点
- MINI CAREが向いている人・向いていない人
- 見積書で確認すべき項目
結論|5年乗るならGOLD以上を比較、3年以内の乗り換えなら標準プランも候補
最初に結論をお伝えすると、MINI CAREは次のように選ぶと分かりやすくなります。
| 乗り方・考え方 | 有力な選択肢 |
|---|---|
| 3年以内に乗り換える可能性が高い | 標準のMINI CARE |
| 5年間乗り、保証と基本メインテナンスを延長したい | GOLD |
| 5年間乗り、消耗部品の負担もさらに抑えたい | PLATINUM |
| 5年間の整備費用をできるだけ平準化したい | BLACK |
| 年間走行距離が多い | 8万km/10万km設定も含めて比較 |
| 乗る期間がまだ決まっていない | 3年・5年それぞれの総負担額を見積もる |
現役営業の立場から見ると、5年保有を前提にする方は、まずGOLDとPLATINUMの差額を確認するのがおすすめです。
2026年7月版の価格例では、GOLDからPLATINUMへの差額は6万200円です。5年間のサービス範囲が広がることを考えると、走行距離が多い方や正規ディーラーで継続して整備したい方は、PLATINUMまで比較する価値があります。
一方、BLACKはPLATINUMより23万800円高くなります。
最上位だから自動的にお得というわけではありません。ブレーキ関連や車検費用サポートなど、追加される内容を自分が使う可能性と照らし合わせて判断しましょう。

MINI CAREとは?
MINI CAREは、MINIの新車オーナー向けに用意されている総合サポートです。
大きく分けると、次の4つで構成されています。
| サービス | 主な役割 |
| MINI新車保証/MINI WARRANTY+. | 保証対象部品の不具合を無償修理する |
| MINI TLC. | 定期点検と指定されたメインテナンスを提供する |
| MINIロードサービス | 故障時の応急対応、レッカー、移動・宿泊などを支援する |
| MINIサービス・コンプリート | プランに応じて摩耗部品などの交換範囲を広げる |
ここで重要なのは、「保証」と「メインテナンス」は別物という点です。
保証は、対象部品に材料上・製造上の不具合が生じた場合の修理に備えるものです。
メインテナンスは、エンジンオイル、フィルター、ブレーキ液、車両チェックなど、点検時期や車両の状態に応じて行う整備を支えるものです。
事故による損傷、経年劣化、対象外の消耗品まで、すべて新車保証で直せるわけではありません。
任意保険と保証の違いも整理したい方は、MINIの自動車保険は高い?保険料の目安と安くする7つの方法も参考にしてください。

新車には3年間のMINI CAREが標準付帯
2026年7月版の公式資料では、新車全モデルに3年間のMINI CAREが標準付帯すると案内されています。
標準プランには、主に次の内容が含まれます。
- 3年間のMINI新車保証
- 3年間のMINIロードサービス
- 3年間のMINI TLC.スタンダード・パッケージ
- MINI TLC.に付帯するタイヤ&キー補償
つまり、有料プランへ加入しなければ何も保証されないわけではありません。
3年以内に乗り換える予定で、標準範囲を超える消耗部品交換のリスクを自分で負担できる方は、標準MINI CAREで十分な場合もあります。
一方、4年目・5年目まで乗る場合は、新車保証とロードサービスが切れた後の不安が増えます。そこで、有料のGOLD・PLATINUM・BLACKが選択肢になります。

3年以内に乗り換えるお客様へは、有料プランへの加入はおすすめしておりません。加入するメリットがほとんどありません。
逆に、3年以上乗られるお客様へは、GOLD以上は必ずご提案をしております。
毎年点検やオイル交換で入庫される方がほとんどですので、都度費用を払うよりも、最初にCAREに入っている方が費用的にはお得になります。
GOLD・PLATINUM・BLACKの違いを一覧で比較
2026年7月改訂版の公式資料をもとに、主な違いを整理すると次のようになります。
| 比較項目 | 標準MINI CARE | GOLD | PLATINUM | BLACK |
| 追加料金 | なし | 有料 | 有料 | 有料 |
| 新車保証/延長保証 | 3年 | 5年 | 5年 | 5年 |
| MINI TLC.スタンダード | 3年 | 5年 | 5年 | 5年 |
| MINIロードサービス | 3年 | 5年 | 5年 | 5年 |
| MINIサービス・コンプリート | なし | 3年・バリュー | 5年・バリュー | 5年・プレミアム |
| 向いている人 | 3年以内の乗り換え候補 | 5年の基本的な安心 | 5年の消耗品負担も重視 | 整備費用の平準化を最重視 |
GOLD以上では、新車保証、MINI TLC.、ロードサービスが最長5年まで延長されます。
3プランの大きな違いは、MINIサービス・コンプリートの適用期間と範囲です。
- GOLD:3年間のバリュー・プラン
- PLATINUM:5年間のバリュー・プラン
- BLACK:5年間のプレミアム・プラン
「5年保証が欲しい」という目的だけなら、GOLDでも条件を満たせます。
そこから先は、消耗部品の交換や車検時の費用まで、どこまでプランへ含めたいかで選びます。
MINI CAREの価格|ガソリン系とEVの公式価格例
2026年7月版の公式パンフレットには、次の価格例が掲載されています。
| プラン | ガソリン系対象モデルの価格例 | EV対象モデルの価格例 |
| GOLD | 303,300円 | 251,600円 |
| PLATINUM | 363,500円 | 311,800円 |
| BLACK | 594,300円 | 542,600円 |
すべて消費税込みのメーカー希望小売価格です。
公式資料で価格例の対象とされているモデルは次のとおりです。

3プランの差額
| 比較 | 差額 |
| GOLD → PLATINUM | 60,200円 |
| PLATINUM → BLACK | 230,800円 |
| GOLD → BLACK | 291,000円 |
ガソリン系とEVのどちらも、プラン間の差額は同じです。
また、公式価格例ではEV対象モデルが各プランとも5万1,700円安く設定されています。
ただし、EVにはエンジンオイルやスパークプラグがなく、ガソリン車と必要な整備項目が異なります。単純に「EVのほうが5万1,700円お得」と考えるのではなく、対象となる点検・部品を見積書で確認してください。
ガソリン車とEVの車両価格・走り・維持費を比較したい方は、MINI CooperはガソリンとEVどっち?で詳しく解説しています。

MINI CARE GOLDの特徴
GOLDは、有料3プランの中で最も価格を抑えたプランです。
主なポイントは次のとおりです。
- MINI新車保証を2年延長し、合計5年にする
- MINI TLC.スタンダード・パッケージを5年に延長する
- MINIロードサービスを5年に延長する
- MINIサービス・コンプリートのバリュー・プランを3年間付ける
GOLDの役割を一言で表すなら、「5年間の基本的な安心を確保するプラン」です。
4年目・5年目の故障に備えたいものの、消耗部品の費用まで広く前払いする必要はないと考える方に向いています。

GOLDが向いている人
- 5年間乗る予定
- 初めて輸入車を購入する
- 4年目・5年目の故障リスクが不安
- 正規ディーラーで点検を続けたい
- 購入時の総額をできるだけ抑えたい

GOLDの注意点
GOLDでも、すべての消耗部品が5年間カバーされるわけではありません。
MINIサービス・コンプリートは3年間のバリュー・プランです。PLATINUM・BLACKとは適用期間と範囲が違うため、「保証が5年だから整備もすべて5年間無料」と誤解しないようにしましょう。
MINI CARE PLATINUMの特徴
PLATINUMは、GOLDの基本的な5年サポートに加えて、MINIサービス・コンプリートのバリュー・プランも5年間へ延長するプランです。
主なポイントは次のとおりです。
- MINI新車保証/延長保証が5年
- MINI TLC.スタンダード・パッケージが5年
- MINIロードサービスが5年
- MINIサービス・コンプリートのバリュー・プランが5年
GOLDとの価格差は6万200円です。
そのため、5年乗ることが決まっていて、4年目・5年目も正規ディーラーで点検・整備を受ける予定なら、PLATINUMは比較しやすいプランです。
PLATINUMが向いている人
- 5年間は確実に乗る
- 年間走行距離が多い
- 4年目・5年目の消耗部品負担も抑えたい
- 車検後も正規ディーラーで整備する
- GOLDとの差額6万200円を許容できる
GOLDとPLATINUMで迷ったときの判断
次の3点を営業担当者へ確認してください。
- 購入するモデルで、4年目・5年目に追加される具体的な整備項目
- 予定走行距離で交換時期に達する可能性がある部品
- GOLDとPLATINUMを外した場合の都度払い参考額
差額だけを見るのではなく、「自分の走行距離で使う可能性があるサービス」を比べることが重要です。
MINI CARE BLACKの特徴
BLACKは、MINI CAREの最上位プランです。
PLATINUMの5年サポートに加え、MINIサービス・コンプリートが5年間のプレミアム・プランになります。
2026年7月版の公式資料では、ブレーキ・パッド、ブレーキ・ディスク、バッテリー、ファン・ベルト、ワイパーブレードなどの項目と、最大10万円の車検費用サポートが案内されています。
ただし、モデルによって適用されない項目があり、交換回数・期間・車両状態などの条件も設定されています。
たとえば、バッテリー交換は期間中1回のメイン・バッテリーが対象で、補助バッテリーやEVの高電圧バッテリーは対象外です。
「BLACKなら5年間、すべての部品を何度でも交換できる」という内容ではありません。

EVの高電圧バッテリーに関しては、別で8年16万キロの保証が標準で装備されています。EVの高電圧バッテリーの故障が不安でCARE BLACKを付けることはおすすめしません。
BLACKが向いている人
- 5年間しっかり乗る
- 年間走行距離が多い
- ブレーキなどの消耗部品まで備えたい
- 初回車検を含む費用をできるだけ平準化したい
- 突発的な整備費用より、購入時にまとめて支払いたい
BLACKを金額だけで選ばない
BLACKはPLATINUMより23万800円高く、GOLDとの差は29万1,000円です。
走行距離が少なく、3年程度で乗り換える方は、追加サービスを十分に使わない可能性があります。
反対に、年間走行距離が多く、5年間乗り、初回車検も正規ディーラーへ依頼する方は、見積もる価値があります。
加入前に、対象項目・交換条件・車検費用サポートの範囲を1項目ずつ確認しましょう。

MINI CAREに含まれる主なメインテナンス
MINI TLC.スタンダード・パッケージでは、車両の状態や指定時期に応じて、主に次の点検・整備が案内されています。
- エンジンオイル/フィルター交換
- マイクロフィルター交換
- ブレーキ液交換
- スパークプラグ交換
- ワイパーブレード交換
- エア・クリーナー・エレメント交換
- 車両チェック(MINI指定点検)
- 法定1年定期点検
- AdBlue®の補充
- セカンド・デイト(新車無償点検)
- お出かけ前チェック
モデルにより適用されない項目があります。
たとえば、EVにはエンジンオイル、スパークプラグ、AdBlue®はありません。ディーゼル、ガソリン、EVでは必要な整備が違うため、自分のモデルに関係する項目だけを確認してください。
また、交換は好きなタイミングで自由に依頼できるものではなく、車両のメインテナンス表示やメーカー指定の条件に基づいて実施されます。
延長保証で修理対象になる主な箇所
MINI公式では、無償修理対象箇所の例として次の部品・システムを挙げています。
- エンジン
- トランスミッション
- エア・コンディショナー
- エアバッグ
- オーディオ・システム
- ナビゲーション・システム
- シートベルト
- 電動格納式ドア・ミラー
- リモート・コントロール・キー
- ドア・ロック
- パワー・ウィンドー
保証対象となるのは、標準装備の機能的な部品に不具合が生じ、保証条件に該当する場合です。
経年劣化・摩耗・損傷、油脂類、ゴム部品、社外品、事故による損害などは、保証対象外となる場合があります。
修理が必要になってから「保証だと思っていた」とならないよう、契約時に保証書と除外項目を確認してください。
MINIロードサービスも5年間へ延長される
GOLD・PLATINUM・BLACKでは、MINI WARRANTY+.の適用期間に応じて、ロードサービスも最長5年まで延長されます。
主なサービスは次のとおりです。
- 故障現場での応急処置・出張対応
- 24時間365日の電話対応
- 走行不能時のレッカー移動
- 宿泊施設費用のサポート
- 遠方で修理した車両の回送
- 旅行継続・帰宅費用のサポート
費用負担には規定があり、事故の状況や利用内容によって対象外・自己負担となる場合があります。
任意保険やクレジットカード、JAFにもロードサービスが付くことがありますが、対応範囲や搬送先、宿泊・移動費用は同じではありません。
重複しているから不要とすぐ判断せず、それぞれのサービス内容を比べましょう。
付帯補償の内容
プランに応じて、次の補償が付帯します。
- タイヤパンク補償
- ホイール補償
- キー補償
- ボディー・リペア+レンタカー費用補償
- インテリア・リペア+レンタカー費用補償
公式案内では、ボディー・リペアとインテリア・リペアはそれぞれ補償限度額7万円、レンタカー費用は3万円、お客様負担額0円とされています。
ただし、対象となる事故・損傷、利用回数、修理先などに条件があります。レンタカーは、入庫先のMINI正規ディーラーが手配したものに限られます。
また、2年延長パッケージには一部の付帯補償が付かない旨も公式資料に記載されています。見積書のプラン名だけでなく、付帯補償一覧まで確認してください。
MINI CAREが必要な人・不要な可能性がある人
MINI CAREの有料プランが向いている人
- 4年以上乗る予定
- 初めて輸入車へ乗る
- 正規ディーラーで整備を続けたい
- 高額修理の不安を減らしたい
- 年間走行距離が多い
- ローン期間も5年で、保証期間をそろえたい
- 整備費用を購入時にまとめておきたい
標準MINI CAREでもよい可能性がある人
- 3年以内に乗り換える可能性が高い
- 年間走行距離が少ない
- 4年目以降の整備費用を自己資金で負担できる
- 購入予算を優先したい
- 有料プランの対象項目を使う可能性が低い
ただし、短期で乗り換える予定でも、予定どおり売却できるとは限りません。
相場、ローン残債、生活環境の変化によって、5年近く保有するケースもあります。「3年で売るつもりだから不要」と決める前に、3年目時点の想定残債と査定額も確認しておきましょう。
ローン中の売却方法は、ローン中・残価設定のMINIは売却できる?で解説しています。

走行距離6万km・8万km・10万kmの選び方
2026年7月版の価格例は、MINI TLC.の走行距離6万kmを前提としています。
公式資料では、8万km・10万kmも選択できると案内されています。
5年間での走行距離を計算すると、目安は次のとおりです。
| 年間走行距離 | 5年間の走行距離 |
| 8,000km | 40,000km |
| 10,000km | 50,000km |
| 12,000km | 60,000km |
| 16,000km | 80,000km |
| 20,000km | 100,000km |
通勤で毎日使う方、休日の遠出が多い方は、現在の車の年間走行距離を確認してください。
契約距離を大きくすれば安心ですが、その分の価格差も確認する必要があります。将来の走行距離を過大に見積もるのではなく、直近1年間の実績を基準に選ぶのがおすすめです。

MINI CAREを外すと値引きは増える?
MINI CAREは値引きそのものではなく、保証・メインテナンス商品です。
外せば見積書の支払総額は下がりますが、その分だけ車両値引きが増えるとは限りません。
比較するときは、次の2つの見積もりを同じ条件で作成してもらいましょう。
| 比較する見積もり | 確認すること |
| MINI CAREあり | プラン価格、対象期間、対象項目、値引き後総額 |
| MINI CAREなし | 値引き後総額、3年目以降の保証・整備費用 |
ローンを利用する場合は、MINI CAREを含めたことで月額がいくら増えるかだけでなく、ローン支払総額も確認します。
月額差が小さく見えても、5年分を合計するとプラン価格にローン手数料が加わります。
見積書全体の比べ方は、MINIの値引きはいくら?見積もりの見方と交渉術で詳しく解説しています。

現役営業がすすめるMINI CAREの選び方5ステップ
ステップ1.予定保有年数を決める
まず、3年・5年・5年以上のどこを想定しているか決めます。
3年以内なら標準プラン、5年なら有料プラン、6年目以降も乗るなら再延長保証やその後の整備費用まで確認します。
ステップ2.年間走行距離を確認する
現在の車の車検証、点検記録、走行距離表示から、1年間に何km走っているか計算します。
感覚ではなく実績で考えると、6万km・8万km・10万kmを選びやすくなります。
ステップ3.自分のモデルで使える項目を確認する
ガソリン、ディーゼル、EVでは、必要な消耗部品が異なります。
パンフレットに載っている項目を全部数えるのではなく、購入車両に適用される項目へ印を付けてもらいましょう。
ステップ4.GOLDとPLATINUMの差額を確認する
5年保有なら、まずGOLDとPLATINUMを比較します。
価格例の差額6万200円で、4年目・5年目にどこまでサービスが増えるか確認してください。
ステップ5.BLACKは使用可能性と都度払い額で判断する
BLACKは内容が最も広い一方、PLATINUMとの差額も大きくなります。
ブレーキ関連、バッテリー、車検費用サポートについて、予定走行距離で使う可能性と都度払いの参考額を確認したうえで判断しましょう。
見積書で確認したい12項目
MINI CAREを契約する前に、次の項目を確認してください。
- 正式なプラン名
- 対象となる車両モデル
- 適用開始日・終了日
- 保証期間
- メインテナンス期間
- MINIサービス・コンプリートの種類と期間
- 走行距離上限
- 交換回数の上限
- 自分のモデルで対象外となる項目
- 付帯補償の内容と限度額
- 中途解約・名義変更・売却時の扱い
- ローンへ含めた場合の支払額合計
口頭説明だけで決めず、見積書、パンフレット、約款で確認することが大切です。

新車と認定中古車では保証の考え方が違う
この記事で紹介しているMINI CAREは、新車向けの2026年7月改訂版を基準にしています。
MINI NEXT認定中古車には、車両ごとに認定中古車保証が設定され、別の延長保証が用意されています。
新車のMINI CAREと認定中古車保証を、同じ名称・期間だと思わないようにしましょう。
新車と認定中古車で迷っている方は、車両価格だけでなく、保証期間、消耗品、金利、納期を含めて比較してください。
詳しくは、MINIは新車と認定中古車どっち?価格・保証を比較で解説しています。

3年で売る予定なら、現在の車の売却額も分けて考える
MINI CAREを付けるか迷う方の中には、今の車を下取りに出して購入する方も多いと思います。
購入時の値引きと下取り査定を一緒にすると、MINI CAREの金額が本当に負担になっているのか分かりにくくなります。
次の3つは分けて確認しましょう。
- MINI本体・オプション・MINI CAREの値引き後総額
- 現在の車の査定額
- 現在の車のローン残債
ディーラー下取りだけで判断せず、買取査定と比較すると、MINI CARE分の負担を下取り差額で吸収できる場合もあります。
ディーラー下取りとの違いは、MINIを高く売る方法|ディーラー下取りとMOTA車買取を比較で詳しく解説しています。

よくある質問
MINI CAREへ入らないと新車保証は付きませんか?
有料のGOLD・PLATINUM・BLACKへ加入しなくても、新車全モデルには3年間の標準MINI CAREが付帯します。4年目・5年目まで延長したい場合に、有料プランを比較します。
GOLDとPLATINUMの一番大きな違いは何ですか?
どちらも保証、MINI TLC.、ロードサービスは5年間です。大きな違いは、MINIサービス・コンプリートのバリュー・プランがGOLDは3年、PLATINUMは5年であることです。
PLATINUMとBLACKの違いは何ですか?
PLATINUMは5年間のバリュー・プラン、BLACKは5年間のプレミアム・プランです。BLACKでは、ブレーキ関連や車検費用サポートなど、より広い範囲が案内されています。
MINI CAREは後から加入できますか?
2026年7月版の公式資料では、GOLD・PLATINUM・BLACKなどのMINI CARE各種プランは新車購入時に申し込むよう案内されています。申込期間が設定されるため、「必要になったら後で付ければよい」と考えず、契約前に期限を確認してください。
走行距離6万kmを超えたらどうなりますか?
適用条件は契約内容によります。公式資料では6万kmのほか、8万km・10万kmも選択可能と案内されています。年間走行距離から5年間の予想距離を計算し、契約前に選びましょう。
EVにもMINI CAREは必要ですか?
EVにも保証、点検、ロードサービスは重要です。ただし、ガソリン車とは整備項目が異なり、EVの高電圧バッテリーがBLACKのメイン・バッテリー交換に含まれるわけではありません。EV専用の保証条件も含めて確認してください。
MINI CAREに車検費用はすべて含まれますか?
すべてのプランで車検費用が全額無料になるわけではありません。公式資料ではBLACKに最大10万円の車検費用サポートが案内されていますが、対象費用と上限を見積書・約款で確認してください。
タイヤ交換は何本でも無料ですか?
いいえ。タイヤ補償には補償期間、回数、限度額、自己負担、対象外条件があります。通常摩耗による4本交換が無条件で含まれるサービスではありません。
5年以内に売却したらMINI CARE分は戻りますか?
中途解約、返金、名義変更、保証継承の可否は契約条件によって異なります。短期売却の可能性がある方は、契約前に書面で確認してください。
まとめ|MINI CAREは「何年乗るか」と「どこまで費用を固定したいか」で選ぶ
MINI CAREの選び方をまとめると、次のとおりです。
- 新車には3年間の標準MINI CAREが付帯する
- GOLD以上は保証・MINI TLC.・ロードサービスが5年間
- GOLDは3年間のサービス・コンプリート・バリュー
- PLATINUMは5年間のサービス・コンプリート・バリュー
- BLACKは5年間のサービス・コンプリート・プレミアム
- 価格例はGOLD 30万3,300円、PLATINUM 36万3,500円、BLACK 59万4,300円から
- EV対象モデルの価格例は各プラン5万1,700円安い
- GOLDとPLATINUMの差額は6万200円
- 最上位が必ず得ではなく、保有年数と走行距離で判断する
- 5DOORなど価格例にないモデルは実際の見積書で確認する
現役営業の立場からおすすめしたいのは、最初からBLACKに決めることではありません。
まず予定保有年数と年間走行距離を決め、GOLDとPLATINUMを比較します。そのうえで、ブレーキ・バッテリー・車検費用まで平準化したい場合にBLACKを検討すると、必要以上に総額を上げにくくなります。
MINI CAREを含む見積もりと、外した見積もりを同じ条件で作ってもらい、5年間の総負担額で判断しましょう。
参考資料



コメント